こんにちは
昨日、就活で帰省していた長男が大学のある自宅に帰りました。
一段落したようで大学の勉強に集中しなければならないようで忙しい日々が続くようです。
社会人になれば更に忙しい毎日続くでしょうから練習といったところでしょう。
今回のブログは少し分かりづらい文面・表現がある事を予めご了承ください。
私が任意売却に携わるようになってから10数年が経ちました。
任意売却に携わる人間として言うべき事ではないかもしれませんが、経験を積むほど精神的に疲弊するのが任意売却の案件です。
他のブログでも書きましたが、私は法人の代表者の自宅と工場を処分した事がキッカケで任意売却を続けています。
その法人の代表者にとって、数十年間で築き上げた商売を畳み頑張った証の自宅を売却する心境は複雑だったと思います。
その当時、私は不動産を売却して決済引渡しをする事だけを考えていました。
しかし、経験を積むにあたって任意売却は「普通の不動産売却」ではないと感じるようになっている事に感じ
数年前から任意売却の案件は避けるような営業活動に転換し始めてしまいました。
恐らく、本来であれば不動産業者としての不要な情報や知識を備える事によって精神的な負担が増えるようになったのかもしれません。
そのような感覚を持っている状況で任意売却ができるかといえば、やらない方が良いに決まっています。
近年、コロナ禍になってから任意売却の専門サイトや任意売却専門を名乗る不動産会社が増えているように感じます。
コンサルタントを名乗って不動産会社に新規事業として任意売却の集客・方法を教えている会社まであるようです。
このような方々のビジネススタイルや考え方は間違ってはいないのですが、少し違和感を感じます。
今までは、夢のマイホーム探しや土地探しをしていた不動産会社の営業マンの方々が
コロナ禍が終息して苦境に立たされている不動産所有者の方々から不動産を引き剝がすように不動産を処分する業者に様変わりできるのか?
やってみないと分からないと思いますが、10年以上任意売却をしてきた者からしてみると大変です。
心を鬼にしてどころの話ではありません。
今回、ある事がキッカケでこのブログを書く事を決めましたがサイトにアップするまで数日間掛かりました。
具体的な内容は書きませんが、今後、倒産案件・住宅ローン返済問題による任意売却に携わる事を考えさせられる数日間でした。
しかし、このブログをアップすると決めたので倒産案件・住宅ローン返済問題による任意売却は継続しようと決心しました。
他の不動産会社にとっては、専任物件を取得するための1つのツールでしかない任意売却案件かもしれません。
しかし、私にとっては「任意売却とは」が分からないままですが
今まで以上にご相談者に寄り添う事を忘れずに取り組もうと思います。
将来的に、コロナ禍が終わってからが本当に大変になる世の中だと思います。
そんな大変な時でも、元気な体と家族・友人がいれば何とかなります。
大変な時こそ、自分の殻に閉じこもらずに身近な人に愚痴を言ったり相談してみて下さい。
思っている以上に心が楽になりますよ。
今回は、いつも以上に変なブログで申し訳ございません。
おしまい
です