今回は「将来的に住宅ローンが払えなくなりそうな人は読んで下さい」のお話です。
2020年から本格的に感染拡大が問題化されたコロナ禍で、収入が減少している方は多くいると思います。
そして、2024年3月にはマイナス金利・金融緩和政策の解除が日銀によって発表されました。
このことで金利が上がって住宅ローンの返済が厳しくなる可能性が高くなる人が増えるだろうと言われています。
金利が上がる事によって直接的に返済が厳しくなるというより、間接的に収入が減少して返済困難になるという方が多数いるかと思います。
コロナ禍で金融庁からの指導で各金融機関が返済計画の見直しを柔軟に対応し更に給付金等で住宅ローンの返済の厳しさをしのいでいる方もいると思います。
しかし、住宅ローンは長い方では35~40年も払い続けなければなりません。長期の返済期間では、人生何が起こるか分かりません。
そして、年を取れば年収が下がる事もあれば病気や怪我で働けなくなる事もあります。
現在は住宅ローンは払えてるけど、将来的に払払えなくなるのではないかと思っている人は
どうすれば良いのでしょうか?
【生活水準を変える】
定年退職後に、収入が減少して住宅ローンの返済が厳しくなる方は珍しくありません。
このような方の多くは生活水準を下げられなくなってしまっています。
週に1回の外食が楽しみで止められない。
月1回しか乗らないマイカー。
どうしても止められない手放せないなら、住宅ローン破綻になるかもしれません。
万が一の時の生命保険料は、どうでしょうか?
見直すタイミングかもしれませんよ。
【支出が増えたなら収入を増やす】
年齢的な問題で収入が減少した方が収入を増やす事は少し難しいかもしれませんが、
転職が可能な年代の方にとっては収入を増やす事は可能性がありますね。
世帯全体で収入を増やす事も可能ですので、専業主婦だった奥様がパートで収入を得て住宅ローンの返済を継続させる事を検討してみましょう。
【自宅を売却する事を検討する】
住宅ローンが払えなくなった時に自宅を売却するのと、事前に売却するのでは結果が違います。
住宅ローンを滞納して差押・競売を申し立てられたら多額の遅延損害金や競売費用も負担しなければなりません。
任意売却は最後の手段であって、最良の手段ではありません。
住宅ローンの返済が厳しくなったら自宅の査定価格を把握して、将来を見据えて売却する事も選択肢の1つです。
最後に
住宅ローンの返済が厳しいのは、あなただけではありません。
住宅ローンの返済が厳しくなると
「自分一人だけが苦しんでいる」
と思いがちですが、住宅ローンの返済が負担に感じている方は珍しくありません。
収入が減少して住宅ローン返済が難しくなったら都合に良く返済が楽になる方法はありません。
収入を増やして返済を継続するか、自宅を売却して住宅ローンとう借金を完済するしかありません。
自ら自宅を売却することで経済的負担を軽減して穏やかな生活をするのか、いつか限界が訪れると分かっていて返済不可能な借金(住宅ローン)を返済し続けることを選択する事を判断するの自分自身です。