こんにちは
秋はあったのかな?と思うほど朝晩は冷え込むようになりましたね。
今日は不動産市況についてお話します。
コロナ禍も終息して通常の生活が戻りつつあります。
コロナ禍では異常とも思えるほどの不動産価格上昇に盛り上がっていた業種の会社も多くありました。
埼玉県内では新築の建売住宅やリノベーション済み中古マンションが飛ぶように売れていたようです。新築住宅は建築前に売れて完成物件が無くなり、弊社にも取引のない建売会社から土地情報が無いか毎週のように電話がありました。
今では地域によって完成物件が並び立ち・・・。
売れ残る理由は様々ですが、物件価格の上昇に購入側が追い付かなくなったのでしょうね。数年前まで3,000万円だった物件が4,300万円では購入できる人も限られますし気持ちが冷めてしまいますよね。
新築住宅が売れないのは中古戸建や売地には関係ないよね、と思う方がいますが、決してそうではなく関係は大ありなんですね。
新築住宅が売れ残ると建売会社は土地の仕入れを控えます。仕入れるとしても売れていた時の価格よりも低い価格で購入するようになります。
今までは売れていた価格では売却できなくなると急いでいない所有者は売却をやめたしまったり、売却しなければならない所有者が価格を下げて売却する事になります。
ここで土地の価格が下がりますよね。
今までよりも低い価格で仕入れができた建売会社は「売れ残らない」価格設定で新築住宅を販売します。
ここで新築住宅の相場が下がりますよね。
戸建てを中古として売却する場合は、近隣の新築住宅の価格や中古戸建を比較対象して売却価格を設定しますので中古戸建の売却価格も下げなければなりません。
ここで中古戸建も下がりますよね。
シンプルな内容ですが、この流れは数年掛けてゆっくりと進んでいきます。
今の不動産市況は、この流れが始まりつつあるのかな~、という状況です。
地域によって不動産市況の流れの早さは違いますが、都心や各都道府県の中心部では当てはまらないかもしれませんが、上記のような市況になっているのは確かです。
不動産の売却を検討している方はしっかりと見極めて決断しなければならない時期かもしれませんね。
さいたま市桜区のワイズエステート販売株式会社は不動産売却に特化しています。
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