こんにちは
10月が半ばになると若干ですが不動産業界が静かになる時期となります。
そうです、年に１回の宅地建物取引士（以下、宅建）の試験があります。
宅建の資格は、不動産業界では必須ではないですけど必須にしなければいけないのかなと思う資格だと思います。
不動産業界でも人によっては「売り買いができて稼げればイイんだよ」考え観たいですけど、それはそれで良いと思うし、私が若い時にも似たような考えの人はいましたが、そのような考えの人で業界に長くいる人は一握りなんですよね。
不動産業界に身を置いて、宅建の資格試験を５回以上不合格の人から良く聞くのが「消滅時効？そんなこと実務じゃあり得ないよね」みたいなお話があります。
学生の頃に勉強しない奴に限って「方程式なんか社会に出たたら役に立たないよ」なんていうのと一緒ですね。
実際、他社物件の仲介や業者売主の物件ばかり取引をしていると消滅時効や取得時効は聞く事がないですが、地上げや物上げの仕事に携わると、宅建の試験で勉強したことは結構出てくるんですよね。
もしも、不動産を売却したいと思った時に「相場より高く売って欲しい」と思う方は、宅建の資格を持ていない人に依頼しても問題なく頑張ってくれると思いますが、権利調整が必要な不動産を売却しなければならない場合は、最低限として宅建の資格を持っている営業マンに相談した方が良いと思いますよ。
今年の宅建試験を受験する人は頑張って下さいね。