【不動産売却の基礎知識】不動産売却！仲介と買取の違いとメリット・デメリットを解説します

不動産を売却活動せずに不動産会社が買取しますので売買契約から1ヶ月程度で引渡して現金化する事ができます。

本当に売却できるのか不安になったり売却価格を何回も下げずに売却する事ができるので早く確実に売却したい方や急いで売却しなければならない方にお勧めです。

不動産を仲介に依頼するとインターネットやチラシで売却活動を行います。売却する不動産が戸建やマンションですと購入希望者が内覧して購入を決めるので、売主として内覧の対応をしなければなりません。

その点、不動産買取は買主である不動産会社が室内を確認して終わりとなりますので煩わしさはありません。

不動産買取の場合は、買主側の不動産会社からの価格や条件提示に納得するれば売買契約を締結してから1ケ月後には引渡しが完了して現金化する事ができます。

不動産買取に場合は、戸建やマンションの室内の家財道具を残したまま売却・引渡す事ができます。

残す家財道具の量よっては売却価格が安くなりますので注意しましょう。

チラシやネットで広告活動がないので誰にも知られずに売却することができます。

ご近所の人によっては、どのくらいの価格で売却できたか知りたい場合もありますので、売却価格を知られたくない方にはお勧めです。

不動産会社が直接買い取るため仲介手数料は発生しません。

不動産会社によっては、調査料やコンサルタント料という名目で仲介手数料を同等の金額を請求する場合があるので注意しましょう。

不動産を買い取る不動産会社は、リフォームをして付加価値を付けて利益が出るように価格設定をする為、不動産を買い取る金額は一般の方が仲介で購入する金額の６～８割程度になります。

例えば、中古の戸建てを仲介で一般の方が購入するであろう金額2,000万円だとします。

この場合、不動産買取会社はリフォーム台として500～800万円をかけて商品にします。その他、購入・売却時の必要経費として200万円と考えて、この金額に利益をのせて販売価格を設定します。

その結果、1000～1,200万円で買取をしてリフォーム済物件として2,500万円位で再販売します。

不動産買取が悪いという訳ではありませんし、このような仕組みなので売却価格が安くなるのは仕方がないという事です。

一般の所有者が不動産会社に買い取りをしてもらう場合、直接交渉をしなければなりません。

一般の方が買い手の不動産会社から提示された売却価格や条件等の妥当性を見極める事は困難です。

インターネットや書籍で情報収集をしておかないと適切ではない条件で売買契約を締結する事になるかもしれませんので注意が必要す。

不動産仲介のメリットは、買取と比べて売却価格が高くなる可能性が高い事です。

不動産仲介会社が広告活動を行うので売却価格を見極めながら売却する事ができるため、高い価格で売却できる可能性が高まります。又、媒介契約によってはレインズに登録義務があるため多くの不動産会社から買主を紹介されたり買取会社が交渉したりしますので高く売却できる可能性が広がります。

不動産仲介では、売却期間中に反響数やポータルサイトの閲覧数のデータで物件価格の適正具合を見極める事ができます。

査定価格よりも若干高めに売却価格を設定して売却活動を開始して状況に応じて価格の見直しの判断し易いので適正価格で売却ができる可能性が高まります。

不動産仲介は媒介契約後に売却活動を行うため成約するまでに数か月掛かる事になります。

住替えや転勤・その他で売却を急ぐ場合には適していないですね。

戸建てやマンションを売却する場合は、買い手側と日程調整をしなければなりません。

物件や売却時期によっては、毎週末に内覧に対応しなければならないケースがありますので、この対応にストレスを感じるのであれば買取が適しているかもしれません。

不動産仲介は、売却活動をする際にチラシやインターネットの広告に物件情報を掲載します。

人によっては近所の不動産相場を知るためにポータルサイトや不動産の折込チラシを熱心に見ている場合があります。この場合、売却価格も外観写真も掲載しますので売却価格や売却自体を知られる事になります。

諸事情で、不動産を売却する場合は不動産仲介による売却は適していないかもしれませんね。