こんにちは
寒い日が続きますね。
1月も下旬になるとお正月気分も無くなりますね
今回は、不動産を売却する時の査定サイトについて書いてみます。
弊社は、数年前に一時的に不動産査定サイトを利用していましたので、当時の事を思い出しながら他社さんのお話を含めての内容です。
インターネットで不動産の査定を依頼すると机上査定か訪問査定かを選択できます。
ご相談者からの質問で
「机上査定と訪問査定のどのような違いがあるの?」
と聞かれることがあります。
良い方はどちらかと聞かれると簡単ではありませんが、正確で現実的な査定価格が分かるのは訪問査定ですね。
数千万~数億円の資産を文字情報だけで査定価格を提示する事は正直な話で無理です。
私が査定のご依頼を頂く場合は必ず2~3日のお時間頂き物件の外観や周辺を確認します。
物件周辺の雰囲気を感じるのは不動産を査定するにおいて大切ですからね。
少し話が逸れますが、最近の業者さんはグーグルマップで見れば大丈夫という考えの方もいるようですが
査定対象物件が悪臭・騒音等があったら査定価格は変わりますよね。そんな事は関係ないよ!という業者さんがいたら?ですね。
数年前、不動産査定サイトを利用している時に依頼者の方から(当然、面識はありません)から電話があり
「査定はまだかよ!口頭でいいから早く言えよ!」
ビックリしましたね(苦笑)
当然、査定価格をお伝えする事もなく査定自体お断りしました(マンション名は覚えてます(笑))
サイト経由から査定依頼があってから30分位でしたから、まともな査定価格なんてお伝えできませんよね。
不動産査定サイトを利用した時に感じたのは、査定を依頼された方の事は2の次で競合他社よりも早く高い査定価格を提示するためにどうすれば良いかばかりだったような記憶です。
査定価格は、本当に売却できるかなんかは気にせずに依頼者に選ばれるためだけの高い査定価格・査定書を作成していたような記憶しかありません。
ほんの数か月だけ利用しただけで解約しましたが、不動産査定サイトを利用したのは良い経験だったと思います。
弊社にご依頼頂く方の多くは査定価格も大切だけど、物件についての諸問題をどのようにクリアして売却できる状態にするかを重要視される方が多くいらっしゃいます。
相続人同士との関係修復や債権者との交渉・協議をしながら不動産売却を進めたり、市街化調整区域の不動産や大規模な土地の開発・用地仕入では地権者や行政との折衝をしなければなりません。
そのような不動産を取り扱う事が多いので、数分・数十秒で不動産価格を知りたい方の不動産は残念ながら対応できませんので不動産査定サイトは利用する予定はありません。
最後になりますが、不動産査定サイトを利用している不動産会社によっては、高額な査定を提示して媒介契約を締結して毎月のように価格の見直しする不動産会社もいるようですのでご注意くださいね。
査定価格も大事だけど、成約できる可能性が高い不動産価格を知りたい方や不動産に諸問題があり不動産売却が困難で悩んでいる方は気兼ねなくご相談下さい。
さいたま市桜区のワイズエステート販売株式会社は不動産売却に特化しています。
市街化調整区域の不動産売却や相続した古家・ゴミ屋敷状態で売却できない空き家問題にも積極的に取り組んでいます。
又、任意売却で不良債権化した不動産の売却や倒産・経営難に悩む経営者からのご相談も承ります。
対応エリアについては、全国対応しておりますので気兼ねなくご相談下さい。