こんにちは
関東地方も梅雨入りしたようですね。
近年、真夏の晴天は40℃超えになり命の危機すら感じますから梅雨の時期くらいが丁度良いかもしれませんね。
さて、表題についてお話します。
近年、企業倒産の件数のニュースが流れないようになりましたね。
意図的なのか偶然なのかテレビでもネットでも企業の倒産件数が注目されていないのか、ニュースとして取り上げられることがないですね。
私としてはマスコミが取り上げるか取り上げないかは関係なく、民間の調査データをネットで調べればわかる事なので問題はありません。
その調査データによると2024年5月の時点で全国の倒産件数は4000件超えているので、昨年の年間倒産件数8497件を上回るペースですね。
このデータが出回ることによって都合が悪くなる方々がいるでしょうから、あまり話題にはならないでしょうね。
「倒産件数=不況・不景気」ということではないですけど、一般の人からすれば印象は良くないですから「倒産が増えてるんだ。不景気なんだね」と思うと節約志向がたかまり消費低下から不景気になるので報道は控えているのでしょうか。
仮に、今年(2024年)の倒産件数が8000件を超えたとしても、2015~2019年の倒産件数は8000件程度でしたので、コロナ禍前に戻った程度になるので正常になったという見方もありますからね。
「コロナ禍が異常だったの?」と思われる方もいると思いますが、超が付くほどの異常な世の中が約3年続いていたのを忘れちゃいましたか?ですよ。
異常なほどまでの協力金や助成金がバラ撒かれて、異常なまでに適当な審査で融資していた金融機関。本来であれば会社を経営していたら努力や工夫をして、試行錯誤を繰り返して運営しなければならないことを忘れてバラ撒かれた助成金等で胡坐をかいてしまった。
その結果が、これから徐々に表れてくるのでしょうね。
平成のバブル崩壊と全く同じ状況にはならないことは分かっていますが、比較対象として見比べるとバブルが崩壊したと言われている1990~1992年から倒産件数がピークに達したの約10年後の2001年後ですから、今回のコロナバブルの付が回る時期(崩壊)も、これから数年掛けて徐々に訪れるでしょう。
この付が回ってくるタイミングは、誰にも分かりませんし実際には崩壊するか分かりません。もしかしたら、既に崩壊しているかもしれませんしね。
今回は事業再生コンサルとしてのお話ばかりで不動産のお話を全くしませんでしたが、間接的にコロナバブル崩壊は不動産市場に大打撃があるはずですから、不動産の売却を検討している方は頭の片隅に入れておいて下さい。
新築住宅バブルは崩壊しているので、マンション・中古戸建の価格も・・・、もしかしたら不動産全体かもしれませんよ。
興味がある方は「土地神話崩れる」のキーワードを検索してみて下さい。
今回は、おしまいです。