今回は「春日部市牛島の市街化調整区域の不動産査定と売却についてお話します」のお話をします。
春日部市は埼玉県の東部にある人口23万人の都市です。
東武伊勢崎線と東武野田線の2路線が乗り入れされている春日部駅がメインターミナル駅で、都内への直接路線もあれば千葉方面や群馬方面にも路線があり大宮駅にも乗り換えなしで行ける交通が充実している春日部市です。
そのような春日部市中心部から西に車で10分位の地域に春日部市牛島という地域があります。
この春日部市牛島は少々珍しいのが市街化調整区域と市街化区域の２つに都市計画が分かれている地域です。
市街化調整区域というと最寄駅からバスで数十分であったり徒歩圏内ではないと思われますが、春日部市牛島の市街化調整区域については東武野田線（アーバンパークライン）の藤の牛島駅から10分位歩いた地域になります。
最寄駅から遠いから査定価格が低くなるという事も無く市街化区域の物件と比較すると見劣りする部分は少ない地域ですね。
地域によっては都市ガスでもあるので、強いて言えば本下水が通っていない事でしょうかね。
さて、不動産査定についてですが前記のような状況も踏まえると市街化調整区域で地目は宅地で属人性がない物件で坪単価は20万～30万くらいでしょうか。
道路付けや地形によって違いますが、一般的な敷地面積の１宅地であれば、このくらいの坪単価でしょう。
市街化区域の牛島の物件については、上記の坪単価にプラス10万～15万といったところでしょうか。
春日部市は旧庄和町も含めて市街化調整区域の不動産が多くあります。
しかし、自治体の意向で市街化調整区域の不動産については開発分譲が困難な状況になっています。
このような状況で不動産会社によっては春日部市内の市街化調整区域の不動産を取り扱わないケースがあるようで、弊社に多くのご相談を頂くようになっています。
一般的に市街化調整区域の不動産は、春日部市に限らず「売却できない」と思われがちですが、決してそのようなことはなく道路付けや地目によっては売却する事は可能です。
しかし、市街化区域の不動産とは違って多くの制限がありますので時間や手間が掛かる事は承知して下さい。
春日部市の市街化調整区域の不動産を検討している方はお気軽にご相談下さい。