こんにちは
暑いとか猛暑とか言っていると疲れるのでやめました。
エアコンつければ快適ですし、家で2ニャンコとリモートワークすれば癒されて猛暑を乗り越えられそうなので暑いとか猛暑とか言うのやめました。
リモートワークの欠点は2ニャンコのトイレの後始末が、ちょっと大変で・・・。
愚痴・ボヤキは終わりにして表題について。
7月末になって日銀が追加利上げを発表しましたね。
この発表の影響で、ネットでは住宅ローンの金利がどうのこうのと言って多少賑やかになるでしょうね。
住宅ローンだけのお話をしますが、金利が上がれば返済額が増えるのは当り前の話ですよね。
既に変動金利で住宅ローンを借入している方は、短期プライムレートの見直しがいつになるのかで違ってきますし、余程の事が無い限り月の返済額は変わりません(125%ルール・5年見直し)ので金利が上がった事を実感することは少ないと思います。
ちょっとヤバイなと思うのは、金融機関から送られてくる明細を見た時でしょうね。元金と利息の割合の変化があって残債額が減ってないことを実感したら危機感を感じるのかな。
このような事は、しばらく先のことだと思いますけどね。
今後、住宅ローンの返済が厳しくなるのは「借り過ぎ」の人です。
そんなの当り前だし分かってるよ、という意見もあると思いますが、住宅ローンの返済が困難になる方は分かっていないことが殆どです。
2013年から政府が政策として行っていた金融緩和政策で低金利が普通になってしまった影響で「低金利だから借りれるだけ借りよう」という風潮になりましたね。
しかし、低金利であっても元金は変わりませんので限界まで借りた元金は必ず返さなければならないのは当り前のことです。
税金控除を理由にする人はは別として、ペアローンで住宅ローンを組む人たちのなかでは、1人での返済能力では限りなく返済不可能な金額を借入している人もいるようですが、これは間違った感覚です。
住宅ローンを借入してから30~40年の間に何が起きるか分かりません。今は世の中が5年周期で物事が変わっていく時代です。
そんな長期間で返済が困難になる状況は何度も訪れます。
過去5年間のようにコロナ禍で現金がバラ撒かれてバブル状態になって「払えなければ売却すれば大丈夫」なんて事は稀な状況であって、ちょっとしたタイミングで売却しても住宅ローンを完済できないなんてことは目の前まで来ているかもしれません。
ちょっと長くはなりましたが、追加利上げに一喜一憂するよりも「借り過ぎた借金」をどうするかを考えて方が良い人は沢山いるでしょうね。
今回は、個人の方に限定にお話しましたが、法人であっても同様であって債務超過に陥ってる企業が急増していると言われています。法人の場合は、前記以外の新規融資の審査が厳しくなる可能性が高くなると思います。
この事で運転資金・設備投資等の資金繰りが苦しくなって倒産をしなければならない中小企業は増えていくでしょう。
追加利上げについて、元の金利がある世の中に戻るのか新しく金利が発生する時代がくるのか、捉え方によって違うと思います。
1つ言える事は、世の中が変わり始めている前兆が起きているという事は確かです。
いや~、しっかし暑いですね~。