こんにちは。
今日9月19日は苗字の日です。
1870年(明治3年)の9月19日に戸籍整理の為に「平民苗字許可令」という太政官布告により貴族・武士に与えられていた苗字を名乗る事を一般の平民でも苗字を名乗る事が許された記念日です。
今では苗字の無いことは考えられませんが、江戸時代までは貴族と武士の特権であった事に驚きますよね。
それでは不動産のお話を少々。
古い戸建を売却する時に、事前に解体や家財道具の片付けは必要かを聞かれることがあります。
物件の状況にもよりますが、必ず解体・片付けをしなくてはならないわけでもありませんし、売主として費用負担をしなくてはいけないという事でもありません。
解体して更地にすれば絶対に高く売却できるわけでありませんから、事前に多額の費用を掛けることはお勧めしません。
それでは売主側で解体・片付け費用を負担する時の3つのポイントをお話しますね。
1つ目は売却価格を若干安めに設定して現況での引き渡しにする。イメージとしては更地にする工事費用が250万円なら180〜250万円低く売却価格を設定する感じです。
2つ目は値引き交渉で現況渡しにする。例えば、3000万円の物件でしたら2850万円で現況渡しにする感じですね。
最後に値引き無しなら売主側の費用負担で更地解体渡しにする。これは売却が決まって引き渡しまでに解体更地にして売却金額で工事費用を払うケースです。
このように古家付の土地を売却する時に必ず更地にして売却しなければならない事はありません。万が一、不動産会社から売却活動前に「更地にしなければ売れない」と言われたら少し注意が必要かもしれません。
市街化調整区域の古い戸建を売却する場合に事前に解体が必要かを考えている方はこちらのブログを参考にして下さい。→【市街化調整区域の古い空き家を売却する時は解体したほうが良いのかを説明します】
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