こんにちは。
蒸し暑い日が続きますね。
今回はコロナ禍が終息した不動業界についてお話をしますね。
新型コロナウィルスが感染拡大した2020年の前半は不動産業界は、どのようになるのか不透明で動きようがなかったと記憶してます。
2020年の秋頃かですかね、不動産バブルが過熱し始めたのは。
当初は、不景気が予想されていましたので任意売却が増えるのではと思われましたが、各金融機関が住宅ローン・事業性融資の返済条件の見直しを積極的に受け付けた事と数兆円のゼロゼロ融資や協力金等が市場に流れ海外からの投資家が日本の不動産に投資を始めた事により不動産価格が上昇した事で任意売却・競売は激減しました。
通常の不動産売却については、巨額のゼロゼロ融資や給付金等が世の中に流れ、テレワークの推進による生活環境の変化で売り手市場が高まり、購入する側もコロナ禍前よりも数千万円高い物件でも快適な生活環境を良くするために盛んに不動産取引が行われてきました。
「盛んに不動産取引が行われてきました」で分かるように、過去形になりつつあるコロナ禍の不動産バブルです。
新築の建売住宅については、地域によっては完全に供給過多状態で市場に溢れかえっている完成物件・建築中物件があります。
コロナ禍では、売り出せば完成前に完売するような状況だったようですから考えられない状況になりつつありますね。地域よっては完成物件が溢れかえっています。
取引先の建売会社の仕入営業の方からの情報ですと、来期は数百棟単位で土地の仕入を減らすそうです。
土地に関して、若干コロナバブルの名残はありますが、上記のような状況になれば相場価格も変わってくるでしょう。
コロナ禍が終息したら不動産価格はどうなるかには興味深いですよね。
あくまで私見ですが、私はコロナ禍前に戻ると思います。
人によって価格が下がるという表現をしますが、コロナ禍という有事があって急激に上昇しただけなので、コロナ禍前の不動産価格に戻ると言った方が適切でしょうね。
不動産価格が戻るとなると、どうなるのでしょう?が、一番興味深いと思いますので少しだけ書きましょうか。
コロナ禍では、不動産上昇によって売却価格で住宅ローンを完済して抵当権を抹消できましたが、不動産価格がコロナ禍前に戻れば物件の状況や所在地によっては完済・抹消ができなくなりますね。それによって無理して売却する必要が無い人は売却自体を控えるでしょう。
上記のような状況になると、これまで盛んに行われていた不動産買取から再販するスキームは仕入・流通ルートが狭まります。
不動産買取・再販の案件が減少すると金融機関も融案件が減って不動産のプロジェクト融資に消極的になる事も考えられ金銭的体力が無かったり変化に対応できない不動産買取会社は淘汰されていく事になると思います。
これ以上書くと半日位の時間が必要ですので、この辺にしておきますね。
不動産を売却しようと考えている方は、地域によっては昨年の秋頃とは違った金額や流れになると思いますが早めに売却活動を始めた方が良いかもしれません。
さいたま市桜区のワイズエステート販売株式会社は不動産売却に特化しています。
市街化調整区域の不動産売却や相続した古家・ゴミ屋敷状態で売却できない空き家問題にも積極的に取り組んでいます。
又、任意売却で不良債権化した不動産の売却や、事業再生コンサルタントとして倒産・経営難に悩む経営者からのご相談も承ります。
対応エリアについては、全国対応しておりますので気兼ねなくご相談下さい。