
こんにちは
異国の大統領の一挙手一投足が注目されて株価の乱高下があり落ち着きのない世の中になり始めましたね。
私は、株式投資はしていないので直接的な被害・損害は受けてませんが、将来的に、この状況が続くようでしたら恐ろしい時代に突入するのではないかと思っています。
さて、表題についてお話しますね。
最近、弊社の固定電話には解体業者やリフォーム業者からの営業電話が急増しています。
直ぐに不慣れだと分かるような営業電話もあれば、アウトソーシングを利用しての営業電話もあります。
特に、営業電話が悪いとか嫌いとかはありませんが、率直な感想を申し上げますと
「そんなに簡単に仕事は取れないよ」
ですね。
ちょっと厳しい事を申し上げますが、この10年間は金緩和政策の影響で融資を受けることのハードルが下がり始めました。
その影響で建築業界はバブル状態だったといっても言い過ぎではないでしょう。元請会社はもちろん下請け・孫請け・ひ孫請けまで仕事は満遍なく行き届いていたと思います。
しかし、コロナ禍が終息して世の中にお金がバラ撒かれることが減り始めて、昨年の日銀の利上げ公表を契機に「お金を借りるリスク」や「通常の利息がある世の中」になったことで、少しずつですが好景気が収まったと言えます。
全ての業界で、仕事が全く無くなることはありませんが、仕事は減少することによって影響が出るのは下請け以下の業者です。
そのような業者は、営業・集客活動をする暇もなく元請からの仕事をしてきた影響が不景気になると一気に押し寄せてきます。
今まで、月に10件あった現場が7件に、次の月は5件に、なんて事も現実的になってくるとあっという間に・・・。
どのような業界の経営者であれば考える事は、「いかに仕事を取り続ける事」だと思います。
製造業であれば仕事がなければ良い物は作れませんから、受注・発注先の取引先を増やすために営業したり、業種によっては一般消費者に対しての営業活動もしなければならないでしょう。
このような営業活動は、日々の積み重ねと工夫と努力を続けなければ結果は出ませんので、営業活動を避けたり二の次にしてしまう傾向にあります。
でも、本来であれば一番大切なんですよね。
昨年や先月よりも仕事の依頼が少なくなったから、ちょっと営業電話してみようかくらいでは仕事は増えることはありません。
それじゃ、どうすれば良いの?と思う方もいるでしょう。
先ずは、考える事、それから実行すること、そして、その事を継続する事です。
これが理解できなければ貰い仕事を待つことです。
2013年からの約10年間は異常ともいえる時期でした。
金融緩和政策やコロナ禍による現金のバラ撒きは、本来であればあり得ない状況でした。
そんな世の中が徐々に正常に戻りつつあるので、異常な世の中に慣れてしまっていると大変厳しく感じる事でしょう。
こんな事を書いている私ですが、人と出会うこと、そして、その出会いが仕事に繋がる事を考え続けて、1日の業務の大半を費やしています。
そして、これができなくなったら終わりの時が来たと判断して身を引くことを決断します。
仕事は、どこからやってくる?かを探して、探し続けていくのがビジネスの根源だと思いますけど違いますか?
