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サラリーマンでは都心のマンションが買えない?昔話のようなお話ですね

こんにちは

11月の中旬になって、やっと寒く感じるようになってきましたね。

やっぱり四季がある日本が良いのですが、地球温暖化の影響には逆らえませんからね。

日本から四季という言葉が無くなりかけてから、もう10年以上も「異常気象」という言葉を使っているマスコミや関係省庁は、言葉のチョイスを少し見直した方が良いですよね。

既に、異常ではなく通常であってニューノーマルという言葉が適切ではないでしょうか。

異常気象という言葉を使い続ける事に違和感を感じます。

さて、表題についてお話をしますね。

都内のマンション、特にタワマンの価格が高騰し続けてから、どのくらいの月日が経過したのでしょうか。

この事がバブルなのか二極化なのか、はたまた両方なのかは分かりませんが、都内のタワマンが高騰している事は事実ですよね。

私は都内の不動産を取り扱う事は、ほとんどありませんので都内の不動産市況は分かり兼ねますが、取引先の司法書士事務所の方が言っていたのは億越えのマンションを購入する方の7~8割は外国籍だそうなので、一般の方が購入できないというよりは日本人のほとんどが購入することができないのが現実なのでしょうね。

この状況が話題になるという事が不動産バブルなのでしょうね。

皆さんは新幹線通勤を知っていますよね。

全ての人に当てはまりませんが、平成のバブル経済の時期には1都3県の不動産価格が上昇した影響が新幹線通勤という状況を作ったと言えます。

私の修行時代の不動産会社の先輩は、平成のバブル経済の不動産市況を経験していて、当時の事をよく話してくれました。

当時は、浦和や大宮でマイホームを購入しようと都内からお客様が不動産会社に問い合わせをしてきて、週末は来店予約が一杯でてんてこ舞いだったそうです。

そして、いざ浦和や大宮の物件を勧めると予算が合わなく、購入エリアを見直すと上尾から鴻巣、更には熊谷の物件、最終的には群馬県内の物件になってしまった場合もあったそうです。

戦後の高度成長期から平成のバブル経済まで「不動産を所有したい」「不動産は上がり続ける」という幻想のようなものが、一般の方にまで浸透して都内に住んでいた方がマイホームを購入するには埼玉を通り越して、新幹線で通勤する覚悟で群馬県まで物件を探しに行って購入するという事が珍しくなかったそうです。

どこかで聞いた事があるようなお話ですよね。

そうです、令和の時代でも同じような事が起きてますね。

今年、弊社で売却を預かっていた都内よりのマンションでも内見希望の8割は都内在住の方で皆さんが口を揃えて「都内のマンションは手が届かない。一般人が購入できるような価格じゃなくなっている」とお話されていました。

令和のバブル状態になって都内から群馬県や栃木県まで物件を探した方がいるかは分かりませんが、埼玉県の物件購入を検討しなければならいない人は沢山いた事は事実です。

歴史は繰り返すという言葉がありますが、40年位前にも都内の不動産は一般も方が購入できるような状況ではなかった事が起きていたんですよね。

ここで気になる事が、この不動産バブルが崩壊するかは分かりません。

しかし、1つ言える事は上がり続ける事はあり得ないでしょうね。

不動産価格が青天井に上がり続けたら「購入する人」「購入できる人」がいなくなってしまいますからね(笑)。

それは冗談ですけど、いつかは不動産価格は落ち着くが暴落する時は来ると思いますよ。

そのタイミングは誰にも分かりません。

因みに、埼玉県の一部以外は不動産価格は下がり始めていますから注意して下さいね。

街を歩いて新築の建売が完成してのぼり旗と万国旗が風になびいている地域は下がり始めている事を思っても良いかもしれませんよ。

不動産の売却の仕方やタイミングも、よく考えないといけませんね。

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