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競売・任意売却のブログを読まれる事が多くなってきました

こんにちは

7月に入って暑くなりましたね。

私も不要不急の外出は避けて、普段はできないブログによる情報発信や書類作成を重点的に行う活動に切り替えています。

自宅でリモートワークをすることが多くなりましたが、我家の2ニャンコは早くも夏バテ気味で午前中から熟睡してます。

人間もニャンコも暑いのは苦手なんですね。

表題についてお話します。

本来、私の不動産業者としての専門分野は任意売却なんですね。

ネットで集客?している任意売却会社さん(ネット業者)よりは取扱い件数は少ないと思いますが、ネット業者さんが取り扱えなかったような案件や、所有者が依頼した大手不動産会社が任意売却を理解できていないくて競売を申し立てられて法人の倒産を伴う案件を取り扱ってきました。

しかし、金融緩和政策やコロナ禍で世の中に多くのお金がバラ撒かれたので案件は減少しました。

私が取り扱っていたような案件が少なければ平和で安定した世の中なので、それも良しと思って仕事の割合を変えれば良いと思う程度でした。

しかし、最近になって「競売」「任意売却」「差押」「仮差押」といったキーワードで検索された方々が、弊社サイトを見て頂いてご相談のメールを頂くことが増え始めてきました。

関東地方からのご相談は少ないのですが、関西地方から九州地方にお住いの方が増えている傾向にあります。

ご相談者の共通点は、将来的に住宅ローンの返済が難しくなりそうという方や事業を営んでいる方からの不動産の仮差押についてのご相談が増えています。

私の肌感覚ですが、この10年間の異常な時代の付が回ってきているのかなと思っています。

少し異常でしたもんね、世の中が。

低金利であることで「金を借りもん勝ち」みたいな風潮になり、2020年には法人の債務額が469兆円となり2000年以来の高水準になっていることが報道されていました。

因みに、2000年頃は平成のバブル崩壊の影響で企業の倒産件数が急増して不良債権が急増して問題になっていた時期となります。

金融庁が定期的に公表している新型コロナウィルスの影響で各金融機関に既存融資の貸付条件の変更(リスケジュール)の実行件数が、中小企業が276万件で個人が13万人超となっていますので、今後の金融機関の対応次第では倒産や破産が急増してくるのではないかと思われます。

参考までに金融庁のHPのURLを貼っておきますので、ご興味のある方はご参考にして下さい。

金融機関における貸付条件の変更等の状況について:金融庁 (fsa.go.jp)

今年の3月から異常の世の中から正常な世の中に戻す動きを日銀がしていますので、来年以降はもっと変化を感じられるようになるのでしょう。

今回は少しだけピリッとするようなお話をしましたが、これが現実なのかなと思われる思わないかで行動や考え方が変わるのかなって感じです。

本日はおしまいです。

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