空き家売却に成功した人の体験談とその裏側のお話です。空き家を相続した人は参考にして下さい。

●所有者：Mさん（76歳・女性）

●空き家の場所：関東の地方都市（築45年・木造平屋）

●相続の経緯：10年前に夫の実家を相続し、空き家として放置

●売却前の状況：固定資産税のみ支払い続け、年数回草刈りに通う日々

Mさんは相続した当初、「いつか住むかもしれない」と考えていましたが、実際には都市部の持ち家で生活が安定しており、地方の空き家に住む予定はなくなりました。

10年間、草刈りや雨漏りの応急処置などを自費で続けていたものの、「体力的にも金銭的にも限界」と感じたことが、空き家の売却を決意したのば大きな理由です。

また、将来的な相続を考えた際に「子どもや孫たちに負の遺産を残したくない」という思いもありました。

Mさんは最寄りの不動産会社に相談しましたが、最初の回答は冷たいものでした。

「この立地と築年数だと、正直、買い手を見つけるのは難しいですね…。」

その後、数社に問い合わせるも、どこも似たような反応。

● ここでのポイント：
地方の空き家は「資産価値がゼロ」と見なされることが多く、通常の不動産流通では売却が難しいケースが多いです。特に「再建築不可」「接道義務を満たさない」「都市計画区域外」などの土地は要注意。

Mさんは「訳あり不動産専門の不動産会社がある」とネットで知り、地域外でも対応している弊社ワイズエステート販売に相談しました。

結果、そこで空き家の現地調査を行ってもらい、次のようなポイントが分かりました。

●敷地は広げるために、隣地（空地）と一体開発すれば活用価値あり

●解体費用込みで考えれば「低価格でも買い手が付く」可能性あり

●地元の土木業者や建設会社等の法人などが実は買主になりやすい

そこで、解体業者とも連携し、「建物を残す」「解体して更地にする」両方のプランで販売計画を立てました。

隣地の空地の所有者の方を交渉してから3カ月間が経過したときに、空き地の売却に同意を頂いて

販売を始めてから約3ヶ月後、近隣の企業が資材置き場としての利用を希望し、現況のまま売却が決定。金額は当初の想定よりも低かったものの、Mさんにとっては「処分できたこと」が何よりの収穫でした。

【 成功の決め手】

●通常の不動産会社ではなく、訳あり不動産専門業者に相談したこと

●売却方法の選択肢を広げた（敷地の拡張）

空き家売却は簡単な話ではありません。特に以下のような物件は一般市場では敬遠されます。

●再建築不可

●インフラ未整備（上下水道がない）

●極端な傾斜地や山林と一体

●最寄り駅から遠く離れている

●接道幅が足りない

しかし、「売れない空き家」＝「価値がゼロ」ではありません。以下の視点を持つことで売却の可能性は広がります。

空き家問題は社会的な課題ですが、実際には適切な知識と戦略があれば、十分に売却が可能です。

Mさんのように「放置するよりも、誰かに使ってもらえるだけでありがたい」という視点に立ち、動き出すことで、空き家の未来は大きく変わります。

空き家にお悩みの方は、ぜひ一度、空き家に強い不動産業者や地域の専門家に相談してみてください。

きっと「売れない」と思っていた物件にも、出口が見えてくるはずです。

「相続した不動産を適正価格で売却したい」とお考えの方は、ワイズエステート販売株式会社にご相談ください。

家財道具の処分や解体工事の費用についても事前に算出してから売却計画を立てることで、良い条件での売却の可能性が高まります。

まずは、お気軽にお問い合わせください。あなたの不動産の悩みを解決し、安心して売却できるよう全力でお手伝い致します。