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【空き家+ハチの巣+害獣でお困りの方へ】売却も選択肢!放置リスクと解決策を解説

誰も住まなくなった実家や空き家をそのままにしていたら、「ハチの巣ができてしまった」「屋根裏に動物が住み着いている」――そんな相談が年々増えています。

空き家の放置がもたらす問題は、建物の老朽化だけではありません。害虫や害獣の発生により、近隣住民への被害や苦情につながるケースも少なくありません。

「どうにかしたいけど、自分では手が付けられない」「費用をかけて対応するべきか迷っている」そんな悩みを抱える方にこそ知っていただきたいのが、「売却」という選択肢です。

こちらのブログでは、ハチの巣や害獣などの被害がある空き家をそのまま放置するリスクと、具体的な解決策としての売却方法についてわかりやすく解説します。

空き家問題に悩む方が一歩踏み出すためのヒントにして下さい。

空き家にハチの巣や害獣が発生する理由

空き家を放置しているとハチの巣や害獣が住みついたりしてしまいます。

以下では、その特徴やリスクを詳しく解説します。

ハチの巣

古い木造住宅や長期間人の出入りがない空き家は、スズメバチやアシナガバチにとって巣作りに最適な環境となります。

特に、屋根裏、軒下、換気口などの雨風をしのげる場所は格好の営巣スポットです。

ハチの活動が活発になるのは、春から秋にかけてです。

特に夏から初秋にかけては巣が大きくなり、攻撃性も増すため、近隣住民や通行人にとって大きな危険となります。

駆除には専門業者への依頼が必要で、放置すると行政指導やトラブルに発展する可能性もあるため、早めの対処が求められます。

害獣(アライグマ・ハクビシン・ネズミなど)

空き家に害獣(アライグマ・ハクビシン・ネズミなど)が住み着くと、糞尿による悪臭や家屋の損傷、病原菌の拡散など、深刻な被害を引き起こす可能性があります。

特に庭の草木が伸び放題で人の気配がない空き家は、害獣にとって「安全な住処」となりやすい環境です。​

例えば、ネズミは暗くて静かな場所を好み、食料や水源を求めて人間の住居近くに巣を作ります。

空き家が長期間放置されている場合、ネズミは電気配線をかじることが多く、火災のリスクを高めます。

また、短期間で大量に繁殖するため、早急な対応が求められます。

​ハクビシンは、かなり頭のいい動物であるため、環境への適応能力や学習能力が高く、本来は森林や山間部の木々の上を住居としていますが、都市部の生息数も日本各地で増えてきました。

放置された空き家は、昼間のねぐらとして暗い場所を求めるハクビシンにとって恰好なターゲットです。屋根や壁に穴があいていれば、そこから簡単に入り込み、屋根裏をねぐらとして活用します。

また、ハクビシンの糞尿による悪臭、天井のシミ、木材の腐敗、ダニや病原菌の発生など、様々な被害が報告されています。

アライグマやハクビシン、イタチなども寒さに弱いため、屋根裏などに侵入し、糞尿による汚損や騒音等でご近所にも迷惑をかける可能性があります。

また、断熱材などを好んで食べるため、家屋の損傷が進む恐れがあります。糞尿が空き家に増えると、ハエやゴキブリなどの害虫も寄ってきます。

​このような害獣被害を防ぐためには、定期的な空き家の点検や管理が重要です。​

また、すでに被害が発生している場合は、専門の害獣駆除業者に相談することをおすすめします。​

空き家の害獣被害は、放置すればするほど被害が拡大し、修繕費用も高額になる可能性があります。​早めの対策と専門家への相談が、被害を最小限に抑える鍵となります。

空き家を放置すると起こるトラブル

このようなトラブルを未然に防ぐためには、定期的な空き家の点検や管理が重要です。

また、すでに問題が発生している場合は、専門の業者や行政機関への相談を検討することをおすすめします。​

近隣住民からの苦情

空き家に害獣やハチの巣が発生すると、近隣住民から以下のような苦情が寄せられることがあります:​

●「刺されたらどうするんだ!」

●「獣の鳴き声や臭いで困っている!」​

これらの問題は、近隣トラブルを深刻化させ、自治体に通報されるケースもあります。

行政指導や命令

空き家対策特別措置法により、適切な管理が行われていない空き家は「特定空き家」に指定される可能性があります。

改善命令に従わない場合、行政代執行(強制撤去)や罰金が科されることもあります。

これにより、所有者は予期せぬ費用負担を強いられることになります。​

修繕費・駆除費が高額になる

空き家を長期間放置すると、建物の損傷が進行して修繕や害獣・害虫の駆除に高額な費用が発生することがあります。

例えば、屋根裏に住み着いた害獣の駆除や清掃、消毒、再侵入防止の工事まで含めて、10万円〜50万円程度が相場とされています。

さらに、建物の老朽化が進むと修繕費が100万円以上になるケースもあります。

これらの費用に加えて固定資産税を払い続けることで、所有者にとって大きな負担となります。​

解決策①:早めの駆除と対策

早期の対応と定期的な管理が、空き家の害獣やハチの巣による被害を最小限に抑える鍵となります。

​専門業者への相談や自治体のサービスを活用し、適切な対策を講じることをおすすめします。

🐝 ハチの巣の駆除

◆自治体の対応:多くの自治体では、スズメバチの巣に関して無料または低料金で駆除を行っています。ただし、アシナガバチやクマバチなどの種類によっては対応外となる場合があります。​

◆専門業者への依頼:​自治体で対応が難しい場合や、危険度が高い場合は専門業者に依頼することが一般的です。​費用は2〜5万円程度が相場とされています。

🐾 害獣対策

◆侵入口の封鎖:​ネズミやアライグマ、ハクビシンなどは小さな隙間からでも侵入します。​専門業者による点検と封鎖作業が必要です。​

◆清掃・消毒:​害獣の糞尿による汚染を防ぐため、専門の清掃業者による徹底的な清掃と消毒が推奨されます。​

◆再侵入防止工事:​侵入経路を完全に封鎖し、再発を防ぐための工事が必要です。​これらの一連の作業の費用は10〜50万円程度が相場とされています。

🏡 空き家管理サービスの活用

◆定期的な巡回:​空き家の状態を定期的に確認し、問題が早期に発見できるようにします。​

◆草刈り・庭木の手入れ:​害獣の隠れ場所となる草木を定期的に手入れすることで、害獣の侵入を防ぎます。​

◆防犯対策:​空き家の不法侵入を防ぐため、防犯カメラの設置や照明の設置などの対策が考えられます。​

これらのサービスは、月額1万円〜3万円程度で提供されている業者が多いです。​

🏠 売却できる?こんな空き家でも売れる!

以下のような空き家でも、専門の買取業者が「訳あり物件」として買い取ってくれる可能性があります:​

◆古くてボロボロの家

◆害獣やハチの巣があった実績がある家

◆現在も駆除中・未対応の家​

特に都市部や交通の便が良い場所にある空き家は、再建築や土地活用目的での需要が見込まれるため、売却のチャンスが高まります。​

🔄 売却の流れ

1. 現地調査・簡易査定(無料でOKな業者が多数)
専門業者に現地調査を依頼し、物件の状態を確認してもらいます。

2. 買い取り業者や投資家への打診
複数の業者に査定を依頼し、最適な条件での売却先を選定します。

3. 売買契約・引き渡し
契約内容を確認し、売買契約を締結後、物件の引き渡しを行います。

💰 売却のメリット

●固定資産税などからの解放
売却により、今後の固定資産税や維持管理費から解放されます。​

●早期の現金化
買取業者による売却は、一般的な売却方法よりも早期に現金化が可能です。​

●手間の軽減
リフォームや解体の手間を省き、専門業者に一括で対応してもらえます。

⚠️ 売却時の注意点

◆相続登記の確認
相続した空き家を売却する場合、相続登記が完了していることが必要です。​
イクラ不動産

◆リフォームや解体の判断
自己判断でのリフォームや解体は、費用対効果を考慮して慎重に判断する必要があります。​

◆必要書類の準備
登記簿謄本や固定資産税の納税証明書など、必要な書類を事前に準備しておきましょう。​

◆信頼できる業者の選定
空き家の売却に特化した信頼できる業者を選定し、複数の業者に査定を依頼することをおすすめします。​

🐝 ハチの巣や害獣の放置は危険

ハチの巣や害獣を放置すると、以下のようなリスクがあります:​

●被害の拡大:​ハチの巣は放置するほど群れの規模が大きくなり、攻撃性が増します。​特にスズメバチは攻撃性が高く、刺されるとアナフィラキシーショックを引き起こす可能性があります 。

●近隣への影響:​空き家に害獣やハチの巣が発生すると、近隣住民からの苦情やトラブルが発生する可能性があります。​

●健康被害:害獣の糞尿による悪臭や病原菌の拡散など、健康被害が発生する恐れがあります。​

🏠 売却という選択肢も

「もう使う予定もない」「維持費もかさむ」場合、空き家の売却を検討するのも一つの手です。

古くてボロボロの家や、ハチの巣や害獣がいた実績がある家でも、現状のまま「訳あり物件」として買い取る業者も存在します。

特に都市部や交通の便が良い場所にある空き家は、再建築や土地活用目的での需要もあります。​

まとめ

空き家におけるハチの巣や害獣の問題は、放置すればするほど被害が拡大し、近隣住民とのトラブルや健康被害のリスクが高まります。自力での駆除や管理が難しい場合は、専門業者への相談が効果的です。​

また、空き家の管理が難しい場合は、空き家管理サービスの活用も一つの方法です。​定期的な巡回や草刈り、防犯対策などを外注することで、害獣の侵入やハチの巣の発生を未然に防ぐことができます。​

一人で悩まず、専門業者や不動産会社に相談することで、最適な解決策が見つかるかもしれません。​早めの対応が、トラブルを未然に防ぐ鍵となります。

お気軽にご相談ください!

私たちは、「ハチの巣・害獣あり空き家」専門の売却サポートを行っております。

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