今回は「自宅が競売になる・・・。近所に知られます」のお話です。
住宅ローンや事業融資の返済に困って複数回の滞納が続くと、自宅・事務所等の担保不動産が銀行によって差押えられて競売を申し立てられます。
この時、所有者によっては「競売が近所に知られてしまうのではないか」と心配される方がいます。
実際、自宅・不動産の競売は近所に知られてしまうのでしょうか?
結論から申し上げますと「知られる可能性はあります」です。
それでは、どのように近所の方々は競売に気付くのでしょうか。
【子供の転校や引越し】
自宅が競売になると早々と引っ越す方がいますが、子供がいる場合には学校での噂話で親御さん達が気付き始める事があるそうです。
【来客数の異変】
住宅ローンや事業融資の返済が滞ると金融機関の担当者が自宅に訪問する事があります。
普段は見慣れないスーツを着た銀行の担当者が頻繁に現れると近所の人々は何らかの異変を感じるそうです。
金融機関の担当者の訪問が無くなると不動産業者らしき人間が物件の周りを見て回るので、このような状態になると只事ではない事を感じるそうです。
【インターネットの情報】
近年、一般の方が不動産投資をする事は珍しくありません。
投資する物件の情報取得ツールとしてBIT不動産競売物件情報ツールを利用・閲覧する方が増えています。BIT不動産競売物件情報
弊社が任意売却でお預かりした物件の引渡し後に、上記のサイトでその物件の競売情報を知っていた隣地の方から「いくらで売却できたのか?」「再販売の価格は?」等のお問い合わせを頂いたことがあります。
投資家は、自分自身が住んでいる地域や馴染みのある地域の不動産を購入・投資をする場合があります。
このように近隣の方が競売を申し立てられているかは意外と知られています
【まとめ】
住宅ローンや事業資金の返済が困難になり仕方なく自宅・事務所等の不動産を売却する時に、
「競売だけは避けたい。近所に知られるのは困る」
という方は珍しくありません。稀に、任意売却や通常の売却ですら近所に知られたくないという方もいますが・・・。
競売になる物件とは離れた地域で生活される方は、近所に競売が知れ渡っても気にする必要がないかもしいれませんが
子供の学区や勤務先の都合で近隣で生活する方にとっては競売の申し立てはストレスに感じます。
可能な限り競売を回避したいのであれば、任意売却か通常の売却で早めに住宅ローン返済問題を解消する事をお勧めします。
さいたま市桜区のワイズエステート販売株式会社は不動産売却に特化しています。
市街化調整区域の不動産売却や相続した古家・ゴミ屋敷状態で売却できない空き家問題にも積極的に取り組んでいます。
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