任意売却
投資不動産を任意売却で処分し自宅を守る
ご相談者 さいたま市 K様 50代 会社員
CASE STUDY 実際の事例
K様のご相談内容は、
「おたくのチラシがポストに入ってました。借金だらけで住宅ローンの返済が厳しいので住宅ローンの残債務があるマンションが売却したいが、自己破産だけは避けたい」でした。
翌日、K様と面談を行い悩み事や抱えている問題をお聞きしましたが、K様も自己破産しか方法はないと諦めかけていましたし当社のスタッフも任意売却後の自己破産もやむを得ないと思っていました。
状況 自己破産しかない?それとも・・・
K様は、20年程前に購入した分譲マンションを離婚を機に収益物件として貸し出しました。
当初は売却しようと思いましたが、住宅ローンの残債額よりも査定価格が低かったので断念して賃貸会社に相談して賃貸物件として所有し続けました。
ご自身は暫く賃貸アパートに住んでいましたが住宅ローンを新規で組んで新築マンションを購入し生活していました。
K様の所有不動産の月々の収支状況
収益物件 家賃収入月々8万5千円
※住宅ローン返済中で月々約10万円 管理費・修繕積立金2万8千円 毎月4万3千円の赤字
新築マンション 月々9万2千円 ボーナス払い無し
K様は、独身になった事で浪費癖に拍車がかかり消費者金融各社にも計800万円もの借入れがありました。
月々の給料の手取額は約28~30万円 支出は33万円
2つの不動産の債務額は約4,000万円 他の借金 800万円 合計48,000万円の借入
K様は、弊社にご相談頂く前にインターネットで検索した法律事務所の無料相談に出向いて状況を説明したら面談に立ち会った事務員から「自己破産しか方法はないので着手金を用意して下さい。今ならカードで借入して着手金を捻出できます。その借金も自己破産したら返済する必要はありません」と言われて愕然としたそうです。
当事務所による解決 任意売却と個人再生・住宅ローン特則
先ずは、収益物件として毎月4万3千円の赤字になっているマンションの任意売却の準備を開始しました。因みに、こちらの物件については、管理会社とサブリース契約を締結していましたので解約するのに苦労しました。
債権者との交渉・協議も順調に進みましたが、消費者金融からの借入の返済に関して弊社では対応できないので法律事務所に相談をしました。
担当弁護士の先生との面談時、K様は
「自己破産しかないんですか?」の質問がありましたが
担当弁護士の先生は
「何でも簡単に自己破産で片付けるのは良くない考えです。個人再生の住宅ローン特則を利用しましょう。既存の借入額を圧縮して返済し続けなければならないけど自宅は売却しないでも済むかもしれません。数年間は返済しなければならないけど頑張れますか?」
面談後、K様の表情は明らかに変化していました。
当社は、赤字になっていた収益マンションを任意売却で処分、K様は担当弁護士の先生の協力を得て個人再生の手続きをして住んでいるマンションを守ることができて解決しました。
K様からは
「最初に相談した法律事務所からは、たったの15分で自己破産しかないって言われたんだよ。あの時、諦めないで相談して良かった」とのお言葉を頂きました。
近年、インターネットの普及で「住宅ローン返済問題=任意売却」「多重債務=自己破産」という情報が氾濫しています。この情報は間違っていませんが正解でもありません。
当社は可能な限りご相談者様の要望を叶えるために知識と経験で解決方法を探します。そして、どうしても駄目だという時に任意売却・自己破産という手段を提案致します。
ワイズエステート販売では、ご相談者と共に解決の可能性を経験と知識を生かして探します。