任意売却
ご実家の住宅ローンの返済問題は大丈夫ですか?子供に迷惑をかけないように無理をして破綻状態になっていませんか?
群馬県在住のO様からのご相談です
CASE STUDY 実際の事例
O様は、約10年前にご両親に頼まれて実家の建て替え時に住宅ローンのO様の名義で借入をしました。
ご両親からの「迷惑はかけないから」という言葉と若さによる知識不足で住宅ローン・不動産関係の書類に署名押印をしてしまいました。
O様自身は、ご実家に同居する事もなく独立して家族と賃貸住宅に住んでいました。
状況の変化を感じ始めたのは、住宅ローンを借入してから8年経過した頃でした。ご両親から借金の申し出が数回あり経済的に苦しい事を感じました。
実家の経済的困窮を感じ始めてから、約2年経ってかご両親から
「住宅ローンが払えなくなったから銀行から競売にする通知が届いた。申し訳ない」という連絡がありました。
当初、O様は競売を回避しようと大手不動産会社に売却を依頼しました。しかし、3ヶ月経っても案内が1件もない状況で諦めてしまいました。
Situation analysis 状況分析
O様のご実家の債務状況
住宅ローン残債額 2,500万円 市場価格 1,800万円
O様は、ご実家の住宅ローンを払って住み続ける事は考えておらず競売を回避して売却する事だけを考えておりました。
最初に実家の売却を依頼した不動産会社は残債額を全額完済するために2,600万円で売却活動をしていました。
しかし、本来の売却できる価格は2,000万円以下でしたので、弊社からは債権者に対しての査定書は1,800万円での抵当権抹消を提案しました。
住宅ローン返済が困難になった場合はスピード勝負です。
住宅ローンの滞納を続けていると遅延損害金が発生するので1日でも早く措置と取らないと総返済額が増えるばかりです。
早めの決断で早めの処置が基本です。
売却活動
債権者である金融機関からは、1,900万円以上での売却の指示があり2,000万円で売却活動を開始しました。
2ヵ月間の売却活動の結果、2,000万円で売買契約・決済を売却活動を終了しました。
まとめ
実家の両親が新築で快適に生活できるのであればとの思いで住宅ローン・不動産関係書類に署名捺印して協力しましたが、今となっては両親の為にはならずに自分の個人信用情報に傷がついてしまった事を後悔していました。
しかし、弊社に相談する事によって競売を回避して残債務の返済方法についてもアドバイス・サポートさせて頂き解決する事が出来ました。
O様は、借金等をせずに無理に住宅ローン返済を継続する事を考えずに早めに実家を処分する事を考えてご自身の負担を減らす事に成功しました。
競売を申し立てられる前に、実家から相談があれば他の解決方法もありましたが、O様の売却・処分という選択肢は間違っていないと思われます。